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連載コラム 
        水飲み健康法の重要性−古くて新しい健康法


今日の栄養学といいサプリメント(栄養補助食品)といい摂り入れることが中心になってい
る。確かに食品を摂取することは健康を維持する上で重要なことは間違いないが、しかし
それに劣らずもっと重要なことは老廃物の排出である。自動車のエンジンも排気口を塞げ
ばエンジンは止まってしまう。

最近の小学生は便秘の児童が多いという。便秘は3日とか場合によっては1週間とかとい
うこともあるとのことであるが、そのくらいになっても命には問題ないという。
しかし尿は1日出なかったら命にかかわる。このことから考えても尿が出るかどうかという
ことが如何に重要かがわかる。

水を飲めば必ず排出する。そのとき余分なミネラルや老廃物も一緒に排出する。大部分は
尿として排出されるが実際には汗や呼気としても排出される。排出という点では確かに高
純度水の飲用は勝れている。何故ならば純水を飲んだら純水のオシッコが出るかといった
らそんなことはまずない。必ず老廃物や余分なミネラルなどが含まれた尿がでる。この逆
で我々は必要なミネラルを水からも摂取していると考えられる。野菜や果物は土壌から水
を介して特定のミネラルを濃縮する。したがって多種類の野菜や果物を摂ることが必要で
あり重要なことである。その点水はいろいろなミネラルを溶かし込んでいるので水からミ
ネラルを摂るという考えは極めて重要である。

このように水を飲む水飲み健康法とは不足がちなミネラルの補給に止まらず、老廃物を
排出するという点でも極めて理にかなった理想的な健康法と考えられる。



1.水道水は浄水器を通して利用するのが常識の時代

今日飲料水に求められることの第1は安全であること、第2は美味しいこと、第3は身体
に良いことである。このような視点で日本の水道水を見た場合日本の水道水はまさに生
活習慣病製造水といわざるを得ない。では我が国で今最も信頼できる水は何かといった
らそれも水道水といわざるを得ない。ただし必ず浄水器を通した浄水での話である。

あまり評判の良くない東京都の水道水でも、しつかりした浄水器に通して得られた浄水
は現在売られているミネラルウオーターと区別がつかないくらいの水になる。
このことは水道水の酸化還元電位(ORP)を計って見るとよく分かる。



東京都の水道水のORPは+700mVくらいある。この水道水を活性炭を利用した大型
の浄水器に通すとORPが+250mVくらいまで下がる。ここでのORPの450mVの低
下は消毒用に添加されている塩素(Cl2)が活性炭上で塩化物イオン(Cl-)に還元され
るからである。
ORPがプラスで大きいほど酸化力の強いさび付き現象を起こし易い老化促進の水を意
味する。また逆にORPがマイナスで大きいほど還元力の強いさびを取る力の大きい若
返りの水を意味する。
老化とは身体のさび付き現象であり体液のORPが上昇する現象と考えることができる。
このことは実際に尿のORPを測って見るとよく分かる。
このことから考えても水道水は浄水器を通して利用するのが重要なことが分かる。

しかしさらに問題なのは水道水の消毒に塩素を使用すると水道水中の有機物と塩素が
反応してトリハロメタンのような発がん性の有機塩素化合物が生成することである。
水道水の原水が河川水にしろ湖沼水にしろ地下水にしろ土壌を通ってくる限り土壌には
植物などに由来する有機物が含まれているので有機物の混入は避けられない。
DDT,BHC始めかつての農薬の大部分は有機塩素化合物であり現在問題になってい
るダイオキシンも有機塩素化合物である。
一般に有機塩素化合物は微量で毒性が強くかつ発がん性のものが多い。

平成16年4月1日から施行された新しい水道水質基準では従来の46項目から50項目
に強化されたが、その内の10項目は塩素を消毒剤に用いることによる消毒副生物であ
る。
もし塩素を消毒剤に用いなければ10項目が減ることになる。しかもこの10項目の中に
肝心の塩素が含まれていない。我が国の場合浄水場から最も離れた蛇口で残留塩素濃
度が0.1ppm以上という下限規制があるが上限規制が上述したようにない。
浄水場の立場に立てばもし塩素が入れたりなくて感染症などが蔓延したら浄水場や水道
局の責任になる以
上少しでも沢山入れたくなるはずである。有機塩素化合物の生成量は塩素濃度に比例し、
また水中の有機物濃度、すなわち有機物による水質汚染レベルに比例して増加する。

塩素は第1次世界大戦で使われた有名な毒ガスであり現在も純然たる毒ガスであること
に変わりはない。今から5年ほど前になるか家庭の主婦が風呂場やトイレの清掃に使用
する洗剤2種類を混ぜて出てきたガスを吸い亡くなるという事故が数件続いたことがあっ
た。
このとき発生したガスが塩素であつた。このように塩素は低濃度でも極めてこわいガスで
あるが、我々はすっかり慣らされたり慣れっこになったりしているのが現状である。
しかし塩素は自体が毒性が強い上、水中の有機物と反応して有害な有機塩素化合物を
生成する。

したがつてこのような塩素や有機塩素化合物を含む水道水を飲用するとこれらの有害成
分を分解し無害化するために体内で大量の活性酸素が生成される。生成した活性酸素は
これらの有害成分をアタックするだけでなく正常細胞や遺伝子まで傷つけるとがんの発生
に繋がることになる。浄水器としては少なくとも塩素が取れることが第1条件である。
活性炭を使用したしっかりした浄水器であれば有機塩素化合物も除去できる。塩素が満
足に除去できないでトリハロメタンを始めとした有機塩素化合物が取れるといってもはじ
まらないのである。

このように見てくると水道水の使用に当たっては浄水器を通して水道水中の少なくとも塩
素や有機塩素化合物を除去して使用するのが常識の時代を迎えていると考えざるを得な
い。



2.我々は現在多かれ少なかれ微量ミネラル不足の状態にある

近年いろいろな病気の大部分は活性酸素が原因していると言われている。
しかし活性酸素は免疫のもとであり極めて重要なものである。生体はうまく出来ていて細
菌や毒物などが体内に入ってくれば生体は活性酸素を産生して細菌や毒物をたたき我々
を守ってくれている。
問題は役割の終わった活性酸素が残ると正常細胞やDNAなどを傷つけることになりいろ
いろな病気やがんなどの発病の原因になる。しかし生体はうまく出来ていてSOD(Super
Oxide Dismutase)という活性酸素を分解する生体触媒である酵素を自動的に作り出し
て次式のように活性酸素を分解して最終的に酸素と水にして無害化してくれる。



ここで重要なことは生体触媒である酵素が働くためには微量ミネラル成分が不可欠である。
SODの場合銅(Cu),マンガン(Mn),亜鉛(Zn)などである。
ところが表3に示すように我々は現在微量ミネラル不足になっている。



具体的にはほうれん草の場合1950年ではほうれん草100g中鉄ミネラルが13mgあった
ものが2001年には3mgまで減少している。ビタミンも減少しているがミネラルの減少の方
が顕著である。野菜中のミネラル含有量が減ったからといって4倍とか5倍量の野菜を食べ
られるかといったらそれは不可能である。

このようにミネラルが減少してきている原因は限られて土地で化学肥料を多用し多収穫をこ
ころみれば主要ミネラルは化学肥料で供給出来ても有機肥料を使わない限り微量ミネラル
の供給は不可能である。
したがって土壌が微量ミネラル不足になり、そこで取れる野菜は微量ミネラル不足になって
いる。その結果このようなミネラル不足の野菜を摂る我々が微量ミネラル不足になってくる。

今日いろいろな病気は活性酸素が原因していると言われているが、そのおおもとは微量ミ
ネラル不足にあると考えるとうまく説明できる。実際に調子の悪い人が微量ミネラルの豊富
な水を飲むことにより信じられないような変化が起こることが珍しくないのである。


● ウォーターデザイン研究会 理事長 理博 久保田 昌治